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各部の名称と寸法


きものの各部分の名称は、読みが難しかったり、今では聞きなれない言葉が多く、「用語の意味が曖昧で分りわかりづらい」と常々疑問に思っていらっしゃる方は多いと思います。
このページでは、身丈(みたけ)、身巾(みはば)、裄(ゆき)、袖(そで)、襟(えり)など、覚えておくとよい用語を説明しています。

身丈(みたけ)

「身丈」とは、きものの背縫い衿付けから裾(すそ)までの長さ(背からの身丈)、または肩山から裾までの長さ(肩からの身丈)といいます。

  • さが美では、「背からの身丈」を標準にしています(以降、「背からの身丈」を「身丈」と記載しています)。

【注意】

  • 身丈は、多少、長めや短めでも、お端折で加減して着ることができます。若干長めにした方が着やすくなります。
  • 身丈が長すぎる場合、お端折の部分がゴロゴロしますし、逆に短すぎる場合はお端折が少なくなり、着づらくなってしまいます。

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着丈(きたけ)

着丈とは、きものを着たときの衿付け(えりづけ)から裾までの丈(長さ)をいいます。長襦袢(ながじゅばん)やコートを仕立てる際に必要な寸法です。着丈にお端折を足した寸法が身丈になります。

実測する場合は、頸椎点(けいついてん:首のぐりぐり)から床までをまっすぐに測ります。着丈にお端折を足した寸法が身丈になります。

身長から割り出す場合、一般的には次の算式を用います。

着丈= 身長 × 0.80 ~ 0.83

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袖丈(そでたけ)

袖丈は袖の長さ、またはその寸法をいいます。袖丈は身長の3分の1を基準として、きものの格、年齢、好みなどによって多少増減して決めます。

(活動的な感じ)

標準寸法から1寸5分引くと、手を下げたときに袂先(たもとさき)が手先より上になり、活動的な感じになります。

(軽快な感じ)

標準寸法から5分引くと、手を下げたときに手先と袂先(たもとさき)が同じくらいになり、軽快な感じになります。

(優美な感じ)

手を下げたときに、袂先(たもとさき)が手先下にくると、優美な感じになります。

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衿巾(えりはば)

衿幅には広衿(ひろえり)、撥衿(ばちえり)、棒衿(ぼうえり)の3種類があります。

衿は背中心から衿先まで通しの衿巾で11センチ(3寸)、バチ衿は背中心から衿先にかけて自然に広がった形をしていて背中心で5.5センチ(1寸5分)衿先で7.5センチ(2寸)、棒衿は背中心から衿先まで通しの衿幅5.5センチ(1寸5分)です。

衿巾ときものの種類
衿巾 棒衿 バチ衿 広衿
衿の形
背中心 1寸5分 1寸5分 3寸
衿先 1寸5分 2寸 3寸
きものの種類 浴衣
男物着物(長着)
女物長襦袢など 女物着物(長着)
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