ふくら雀結び（振袖）
ふくらみのあるお太鼓とたれが特徴のふくら雀は、古典的なムードたっぷり。女性らしいやさしさを演出するのにピッタリです。
お太鼓の大きさを変えるだけで、体型にかかわらず、どなたにも似合います。
-
01
手先の長さを決めます
先に帯板をあて、柄止まりを背中心にし、二巻きします。
手先は手幅4つ分の長さが目安です。 -
02
たれ先を上に結びます
たれ先が上になるように帯の上線で結びます。
-
03
結び側のたれで羽根をつくります（左羽根）
たれは結び目近くで肩から少し出る位に羽根をとり、2つ山ヒダをつくり、ゴムで固定して仮紐で押さえます。
-
04
手先を折り返して羽根をつくります（右羽根）
手先で3と同じ2つ山ヒダをつくり、ゴムで固定し、仮紐の下に入れます。
-
05
羽根の交叉部分に帯枕をあてます
左右の羽根が交差する上に、はまぐり型の帯枕をのせ、結びます。この時、仮紐をはずします。
-
06
箱ヒダをつくります
帯枕に帯揚げをかけ前で結びます。たれは、枕の幅と同じくらい下で箱ヒダをつくります。
-
07
たれに紐をかけ、前で結びます
箱ヒダをとったたれに紐をかけ、羽根と背の間に通し前で結びます。
-
08
締めを結び、お太鼓をつくります
帯の幅の下3分の1くらいの位置でたれを折り上げ、帯締めを通 して結び、お太鼓部分をつくります。
たれ先は、お端折（おはしょり）の下線に合わせます。 -
09
形を整えます
帯の裏側の部分を中に入れ込み、左右のお太鼓を広げ、羽根を開いて整えます。
-
10
ふくら雀の完成です
雀が巣立つような、ふくら雀のできあがり！
